申し訳ないことに更新が滞っておりますが、実は現在、静岡の実家に帰省中です。さらに北京オリンピックが開催していることもあり、家族そろってテレビにかじりついている状態です。実家では何にもしてないで遊んでいるため肩身が狭く、早めに自分のアパートに戻りたいのですが、29日に高校の同窓会が…。
最近、倉木麻衣のCDを一気に四枚買ってしまいました(1st~4th)。個人的に中学~高校のとき巷に良く流れていたのを思い出し、ちょっと過去を回想しようと思い、店頭で衝動買いしました。もっとも、彼女がデビューして人気を博している頃は、自分はまだ小学生~中学生だったため、巷で人気のあるアーティストという印象しかありませんでしたが。
当時大学生だった倉木麻衣は、デビュー曲「Love, Day After Tomorrow」の大ヒットでたちまち世間に名前を浸透させ、その後も「Stay by My Side」「Secret of My Heart」などの名曲も次々と生まれ、1stアルバム「Delicious Way」は350万枚もの大ヒットを記録。そして現在も新曲を出せばオリコンTop10に入るほど根強い人気を保っているアーティストです。って説明しなくても分かるか。現在も人気があるということですが、個人的には全然そんな雰囲気を感じ取れません。デビュー当時のインパクトが強すぎるからでしょうか。
さらに倉木麻衣を語るときに出てくるのが宇多田ヒカルの存在。ご存知の方もいるかと思いますが、倉木麻衣は常々宇多田ヒカルのパクリだのクローンだのとよく言われています。それはダウンタウンの浜ちゃんをも「パクリやん」と言わせてしまったほどでした。声質や歌いまわしなどがとてもよく似ており、一足先に人気を獲得していた宇多田ヒカルと全く同じ足跡を踏んでいるようでした。宇多田ヒカルの人気にあやかって、ビーイングが似たようなアーティストを生み出す形で倉木麻衣をデビューさせたのかは定かではありませんが、こういった印象のみで彼女の歌を嫌う輩がいるのです。加えて彼女は声量が他の歌手に比べるととても少ないため、それを理由に一蹴する人もいます。
しかし逆に言えば、彼女の声は非常に落ち着いており、とても穏やかです。それはどんな曲調の音楽にも彼女の声は、雰囲気にスッと横たわるように溶け込むため、曲調を壊すことはありません。そこに彼女の声の魅力を感じました。倉木麻衣よりも遥かに声量のあるアーティストはたくさんいますが、うるさいと感じることがよくあるため、このバランスはとても難しいんですよね。ハイトーンを苦しそうに歌う曲もありますが、この穏やかな声を丁度良いバランスで曲に合わせてくる倉木麻衣の声と音楽は、とってもカッコいいと思いました。
声量無い=歌手失格という先入観を持ちがちの人は、その考え方を改めるべき。
倉木麻衣 - Never Gonna Give You Up 「Delicious Way」収録
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