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コウヤンによる不定期更新のブログです。
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他のバンドに比べて圧倒的に評価が低いRevolverですが、個人的に好きなので紹介。

Beatlesのアルバムタイトルを冠したこのバンドは、走り出したくなるような焦燥感やRideにも共通するサウンドなど、シューゲイザーの魅力がふんだんに盛り込まれています。親しみやすいフレーズや、シンプルだけど単調さを感じさせない曲展開など、とても高度なサウンドを聴かせていたのですが、彼らもシューゲイザーの枠に括られブームに飲み込まれるようにしばらくして意気消沈。シングルコンピと一枚のフルアルバムを残し解散してしまいます。

彼らの作るフレーズは親しみやすいものばかりだったので、解散せずそのまま作品をリリースし続ければ一般のロックリスナーにも受け入れられるような素晴らしいアルバムを作っていたかもしれません。ヴォーカルも綺麗だし、ドラミングも個人的にツボです。ブームの波に飲み込まれたというのがホントに惜しいバンドでした。


revolver-babysangry.jpgmini 「Baby's Angry」 1992年発表


Revolver - Venice

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重要なバンドを紹介するのを忘れていました…。シューゲイザーブームの代表的バンドであり、顔立ちの整ったメンバーも魅力だった(?)Chapterhouseです。

彼らは、浮遊感のあるドリーミーなメロディやヴォーカル、ハウスを通過したダンサブルなサウンドが魅力的。91年にシューゲイザーの名盤となるデビューアルバム「whirlpool」を発表。そこから生まれた名曲Pearlは、My Bloody ValentineSoonに匹敵する、シューゲイザーを代表する曲となりました。

しかしその後の評価はお察しの通り。他のシューゲイザーバンド同様、散々なものだったといいます。Whirlpool」でさえ最近まで廃盤状態だったというあたり、過去の産物と化していたシューゲイザー…。ただ最近のネオシューゲイザーバンドによる復興が強まるにつれ、ようやくシューゲイザーの名盤が次々と再発されました。また、Chapterhouseはベストも出ています。


chapterhouse-whirlpool.jpg1st 「Whirlpool」 1991年発表


Chapterhouse - Pearl
シューゲイザー特集もついに10回目となりました。今回ご紹介するのは日本発のシューゲイズバンドであり、シューゲイザーの伝道師でもあるCoaltar of the Deepers(以下COTD)です。フォロワーも多く、有名なのはCOTDでサポートギターも勤めているPrastic TreeのAKIRA。

そもそもこのバンドはシューゲイザーの一言で片付けることは不可能。正しくはオルタナティヴバンドだろうか。Wikiを参照すると、スラッシュメタル、テクノ、ネオアコ、ヴォサノヴァ、デスメタルなど様々なジャンルのサウンドが混在しており、誰にも真似できない彼ら独自の世界観を築いている。そんな彼らは91年にNARASAKIを中心に結成され、現在に至るまでコアなサウンドを追求し続けている。

…にしても、初めて聴いたときは衝撃的でした。聴く曲それぞれどれもジャンルが違うので。ノイズ系ハードロックやインダストリアルメタル、デスヴォイスを用いたアプローチもありますし、シンセや打ち込み、キラキラした耽美なメロディなど…彼等の音楽に対する貪欲さはとんでもありません。


coaltarofthedeepers-nothankyou.jpg4th 「No Thank You」 2001年発表


Coaltar of the Deepers - Joy Ride
Lushはシューゲイザーが最も活性化していたと言われる92年にデビュー作「Spooky」を携えシーンに登場。流麗なギター、撫で回すように歌うツインヴォーカルが早くも話題となり、耽美系シューゲイザーとして注目を浴びる。その後あっという間に衰退していくシーンに巻き込まれながらも96年まで活動。

Cocteau Twinsから影響された耽美系バンドの一派としてSlowdiveととも活躍したLush。ツインギター&ヴォーカルのふたりが女性で、メロディが非常に幻想的で美しく、女性の甘いヴォーカルがそこに重なる。万華鏡を覗いているような艶やかさを持ったこのバンドは、まさに純粋なCocteau Twinsのフォロワーと言えましょう。そのためシューゲイザーの一派として扱われているにもかかわらず、轟音はほとんど聴かれないバンドでした。


lush-spooky.jpg1st 「Spooky」 1992年発表


Lush - For Love

80年代のインディーズシーンで大きな勢力を誇っていたレーベル、4ADからデビューを果たしたPale Saints

ノイジーな荒々しさとメロディアスの狭間を行き来するギターと、疾走感溢れるドラミングはとても圧巻で、そこに乗っかる耽美系の甘いヴォーカルとコーラスがとても心地よいバンドです。耽美系のCocteau Twinsからの影響を感じさせます。そんな彼等のサウンドはシューゲイザーと呼ばれ、ジャンルの代表格となりました。しかし重量感の少ない渇いたサウンドや、シンプルな演奏は、このジャンルの中ではちょっと異質な気がします。

90年に1stアルバム「The Comfort Madness」を発表し、早くもシーンのアイコン的存在に。その後バンドの中心人物であるイアン・マスターズ(Vo/B)が脱退。最終作となった3rdアルバムでは、別のバンド名にしたほうが良いと思うほどメンバーとサウンドが変わっていました。


palesaints-madness.jpg1st 「The Comfort Madness」 1990年発表



Pale Saints - Time Thief

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大学生
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音楽鑑賞、インターネット、読書
自己紹介:
特に好きなジャンルは、グランジ・オルタナティヴ、UKロック、ニューウェイブ。特にSmashing Pumpkins、Supergrassが好きです。最近ではシューゲイザーにはまっています。
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